気軽に中華を楽しみたいときに、冷凍食品は強い味方になります。とくに小籠包は、冷凍でも、温め方次第で肉汁があふれ出るようなお店に近いような小籠包を食べることができます。熱々の小籠包をご家庭でも手軽に食べられるのは大きな魅力です。そこで今回は、冷凍小籠包を美味しく食べるためのコツについてお話します。
1.冷凍小籠包の購入方法
冷凍の小籠包を購入するには、いくつかの方法があります。
1-1.スーパーやコンビニなどで購入する方法
一般的に一番目にする機会が多いのは普通のスーパーやコンビニではないでしょうか。もちろんこれらのお店で購入しても構いません。スーパーやコンビニに売っている冷凍の小籠包は日持ちするものが多いので、すぐに食べるかわからないというような場合の冷蔵庫の備蓄用として購入する場合に適した購入方法です。
1-2.業務用スーパーで購入する方法
一方で、業務用スーパーで冷凍小籠包を購入するという方法もあります。業務用スーパーであれば、普通のスーパーやコンビニでは売っていないような、業務用の大容量のものを購入することができます。
ただ、業務用スーパーで冷凍小籠包を購入する場合に気を付けなければならないのは賞味期限です。業務用スーパーで売られているものの中には、日持ちを重視したものと、添加物をなるべく入れずに味を重視したものが混在している場合があります。その場合に、賞味期限を確認せずに冷蔵庫の備蓄用として小籠包を購入してしまうと、いざ食べようと思ったときには期限切れになってしまっていた、という事態にもなりかねませんので購入の際には必ず賞味期限をチェックするようにしましょう。
1-3.専門のお店で購入する方法
スーパーやコンビニなどの一般の販売店ではなく、中華料理専門のお店が販売している冷凍小籠包を購入するという方法もあります。専門のお店が販売しているということもあり、味についてはスーパーなどのお店で売っているものと比べてもお店に近いクオリティの小籠包を楽しむことができます。ただ、お店の小籠包に近い味を重視していて保存料などの食品添加物をほとんど使用していないことが多いので、あまり日持ちしないものが多いのです。そのため、近いうちに食べる予定がある場合に専門のお店で購入するというのが良いでしょう。
2.小籠包の温め方
冷凍の小籠包と一口にいっても、その種類は大きく分けて3つあり、それぞれ温め方が異なります。
2-1.蒸すタイプの小籠包
蒸すタイプの小籠包はもちもちとした食感が特徴的で、よく小籠包のテレビCMなどで見かける中から肉汁があふれ出てくるタイプの小籠包はこの蒸すタイプです。蒸すタイプの小籠包は一番温めるのが簡単で、せいろなどの蒸し器に冷凍された小籠包をそのままおいて蒸すという方法で温めます。冷凍されているので器などに小籠包の皮がくっつくことが少なく、綺麗な状態で温められます。
蒸す場合には皮の水分を蒸発させることがないので、お店で食べるようなもちもちの皮のまま、中はジューシー肉汁を味わうことができます。
2-2.焼くタイプの小籠包
焼くタイプの小籠包の場合には、ホットプレートやフライパンなどを使用して小籠包の下を焼きつつ蓋をして蒸し焼きにします。そうすることで、焼いた部分のカリカリ食感と蒸した部分のもちもち感を同時に味わうことができるのです。蒸すタイプと違い肉汁はそこまで出ませんが、その分ひき肉のボリューム感があり食べて時の満足感は一番高いといえます。
焼くタイプは子どもや学生など、食べたときのお肉の味や香ばしさやボリュームを求める人に好まれます。
2-3.電子レンジで温めるタイプの小籠包
冷凍の小籠包の種類によっては電子レンジで温めることができるものがあります。電子レンジで温めることの一番のメリットは、せいろなどの蒸し器やホットプレートなどの専用の器具を準備する必要がないというところにあります。電子レンジは多くの家庭にあるため、気軽に小籠包を楽しむことができ、食べ終わった後の片付けも他の2つと比べてとても簡単です。
ただ、電子レンジで温めるタイプの小籠包はせいろなどの蒸し器を使って温める場合や、ホットプレートなどを使って蒸し焼きにして温めた場合と比べて味は劣ることが多くなっています。電子レンジで温めるタイプに関してはその手軽さから、朝時間がない時や、夜料理をする時間がない時などに手軽に温めて食べたいときに最適のタイプです。
まとめ
今回は冷凍小籠包の購入するお店ごとの注意点や小籠包のタイプごとの温め方の違いについてお話していきました。なかなかお店に直接来店して中華を楽しむ機会が減ってきた今だからこそ、冷凍小籠包で手軽に中華を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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